ひらめきの林檎(シーズン5 最終8260位)
特性「わざわいのつるぎ」なのに攻撃技「せいなるつるぎ」を覚えるパオジアンは人々の誤解で厄災にされてしまった良心なポケモンなんだと妄想してる。(ほんとはせいけん覚えんなよって叫んでた)
はじめまして、ピョンキチ!といいます(^^)
9世代初めて最終4桁で終われたので記念に記事にしようと思います。
レートは高くないですが最後まで読んでもらえたら嬉しいです。
[構築経緯]
①レギュレーションCで新しく解禁されるポケモンが4匹だけだったので前期の構築で潜りながらそのポケモンへの対策と他のトレーナーがどんなポケモンで対策しているか環境を把握。
②相手構築の四災対策で炎・水・虫タイプのサイクルを回すポケモンが多いと感じたため、前期同様どくびし耐久を採用することに決定。
③同じくサイクル構築意識でステルスロックを撒いてからエースを通す動きを採用することに決定。
④前期の構築をベースに 1)パオジアン、イーユイ対策としてハバタクカミ 2)ディンルー、チオンジェンへの牽制&ステルスロック撒きとしてイダイナキバ 3)相対的に増えていたミミッキュやハッサムなどの物理ポケモン対策としてフォレトスを採用し構築を完成とした。
[個体紹介]
テラスタイプ:ひこう
性格:ようき(S↑C↓)
持ち物:ラムのみ
努力値:H4 A252 S252
調整意図:
H 奇数
AS 極振り
役割:汎用積みエース①、特性いかくを活かしたクッション
前期はSを調整した個体を使っていたがSラインを上げたカイリューに当たったため、種族値81ということもあり最速で採用した。相変わらずりゅうのまいひこうテラバーストは読まれなかったが、テラスを切ってしまうと途端にパオジアンに弱くなってしまうので選出とテラス切るタイミングが前期より難しかった。ミミッキュにはいかくを入れても押し切られる。それでもモロバレルやウルガモスなど役割対象は環境にいたので他のポケモンへの交代は考えなかった。
テツノドクガ
テラスタイプ:くさ
性格:おくびょう(S↑A↓)
持ち物:だっしゅつパック
努力値:H28 B92 C132 D4 S252
調整意図:
H 16n-1
B ひかえめハバタクカミのサイコショック最高乱数以外耐え
C できるだけ高く
D あまり
S ミラー意識で極振り
役割:先発要因、どくびしによるサイクル崩し
前期と同じ個体。炎・水タイプのポケモンの増加でどくびしを撒く時にしか選出できなかった。努力値と技をより耐久用にするか他のポケモンを検討するのがいいかもしれない。強いと言われるポケモンに共通することだが、型が読めないと言う面ではこのポケモンでどくびしを撒くのは正解だった。(相手視点こだわりメガネ型やおんみつマント型も候補に上がるため)
テラスタイプ:どく
性格:わんぱく(B↑C↓)
持ち物:おんみつマント
努力値:H244 B220 S44
調整意図:
H 奇数最大
B できるだけ高く
S 無振りチオンジェン抜き
役割:物理積みポケへの牽制、どくびし撒き後の耐久
どくびしを撒いたあとチオンジェンの上からちょうはつを入れるために少しSに割いたがこの調整が生きることはなかった。あくびがないので単にクッションとして投げるのは強くないが、じわれがないキョジオーンは完封できる。ドクガとセットで選出した時には他のポケモンにはない強みを発揮してくれた。似た性能のチオンジェンを3試合ほど使ってみたが全くの別物で僕には使いこなせなかった。
イダイナキバ
テラスタイプ:はがね
性格:ようき(S↑C↓)
持ち物:きあいのタスキ
努力値:H4 A252 S252
調整意図:
H 奇数(16n-1)
AS 極振り
役割:ステルスロック撒き、エースに繋ぐための削りを入れる
対戦を重ねて行くうちにステルスロックがとても刺さっていることに気づき、四災への牽制にもなるかくとうタイプのポケモンに覚えさせるのが適任だと考えた。相手パーティがサイクル構築に見えた時とカイリューパオジアンがいる時は積極的にステルスロックを撒く。初めはこわいかおコノヨザル(Sブーストしたテツノツツミをこわいかおでぴったり1抜ける)を試したが最速にしなければならないことで思ったより耐久が無く、使いこなせなかった。
テラスタイプ:みず
性格:のんき(B↑S↓)
持ち物:ゴツゴツメット
努力値:H196 A60 B252
調整意図:
H 16n-1
A あまり
B 極振り
S ジャイロボールの威力を上げるため個体値0
*ジャイロボールのダメージ計算式*
(25×相手の素早さ÷自分の素早さ)+1
ただし最高150で小数点以下は切り捨て
役割:物理受け、ボルトチェンジによる対面操作
今シーズンのMVP。前期はハッサムを採用していたが、パオジアン相手にオボンのみを持たせても耐久が足りないこと、バレットパンチの通りが良くないことの2点がありこのポケモンの採用を思いついた。いじっぱりミミッキュのA+2シャドークローが半分入らない(いのちのたま持ちでも12%の乱数2発)なので急所さえなければ負けることはない。シーズン後半はカイリューにも積極的になげてた。終盤ほのおテラスキノガッサが増えていて、テラバースト持ちだけ怖かったがそれ以外の物理ポケモンには安定した強さを発揮した。
ハバタクカミ
テラスタイプ:ほのお
性格:おくびょう(S↑A↓)
持ち物:ブーストエナジー(S↑)
努力値:H4 B84 C252 D4 S164
調整意図:
H 奇数
B いじっぱりセグレイブのこおりのつぶて84%で2耐え
C 極振り
S 最速マスカーニャ(123族)抜き
役割:汎用エース②、対パオジアン、イーユイ、テツノツツミ
ムーンフォースのリーチを伸ばすよりも居座りたい場面が多かったのでテラスタイプをフェアリー→ほのおに変更しパオジアン対面ふいうちを空かすことができるみがわりを採用した。テツノツツミが全体的に重たいので相手パーティにいた時は投げざるを得ない。(Sブーストされなければギャラドスがりゅうまいを積んで殴れるが、A+1でもひこうテラバーストが50%の乱数1発なので安定しない)チョッキ持ちのディンルーやテツノカイナに返り討ちにさせられるので他のポケモンでしっかり削ってから対面させるように心がける。相手のテラスを誘いやすいポケモンなので強気に技選択するのが良い。
[選出]
3パターンから一つを選出画面で決める。
パターン①積み
先発 ドクガorキバ
後発 ギャラ
スイーパー カミ
パターン②サイクル
先発 キバ
後発 ギャラorハバカミ
パターン③どくびし耐久
ドクガ+ブラッキー+ギャラorカミ
(ドクガの有利対面でどくびしを撒き、ブラッキーで耐久する。この時のギャラはいかく撒き兼スイーパーとして運用する)
vs.積み構築…パターン①orパターン②
相手の起点作成ポケがギャラの起点にできそうなら①、そうでなければ②
vs.サイクル構築…パターン②orパターン③
どくの通りを見て良さそうなら③、そうでなければステロを撒ける②
vs.対面構築…パターン①orパターン③
ステルスロックかどくびしを極力撒いて裏のエースを通す。毒テラスブラッキーで相手ポケ全員見れそうなら③、そうでなければ①
※ キバ+カミ+フォレトスの選出が1番多かった。フォレトスの代わりにギャラを投げる選出が次に多く、ドクガとブラッキーを投げれる機会が少なかったので瞬間火力の出るアイテム(こだわり系)を持たせたポケモンや別のどくびし撒きを撒けるポケモンを試してみてもいいかもしれない。
[最後に]
前期の反省(①努力値調整を早く行う②勝ちを重ね構築に自信をつける)を生かし、最終日もあまり緊張することなく対戦できたのは良かった。この勝率でレート1700しかないのは自分よりも順位が下の人に負けることが多かったからだと思い、一戦一戦の重みを感じさせられた。もう少し受けの思考を取り入れて、負けない構築を考えることも必要だと思った。
レート2000載せてる方がたくさんいるなかでお恥ずかしいですが記事にさせてもらいました。
よければパーティ触ってみて下さい。
ここまで読んで頂きありがとうございました(^^)