季節はずれの雪の宿(シーズン9 最終6196位)
「サイコシードオオニューラ強そうじゃね⁈ かるわざで上からビルドアップ積んだら無双できそうじゃん!」
「耐久両方上がるし強そう!でもサーフゴーとアーマーガアがきつそうかな💦」
「やっぱそうだよなぁ…あっもう一個面白いギミックがあるんだよね!ピョンキチ!試させてよ!」
はじめまして、ピョンキチ!といいます(^^)
最終順位4桁で終われたので記念に記事にしようと思います。レートは高くないですが、最後まで読んでもらえたら嬉しいです。
※私情により8月28日に撤退しているので、最終日の環境を加味した記事にはなってません。
[構築経緯]
①友人とのフレ戦でヤドキング&テツノツツミにボコられ、真似させてもらう形で2匹を採用。
②上2匹とタイプ相性の良さ&ひこう技の通りが良いと感じていたため、霊獣ランドロスを採用。
③物理受け兼積みエースとして元より性能が高いカイリューを採用。
④天候ゆきの恩恵を受けられ、対面的な選出をした時に活躍してくれる先制技持ちとしてパオジアンを採用。
⑤サイクル構築と耐久積みポケに対して強く出る&相手からのひこう、フェアリー技の一貫を切るためにヒードランを採用。
⑥それぞれの技と努力値を対戦しながら調整し完成とした。
[個体紹介]
テラスタイプ:くさ
性格:おだやか(D↑A↓)
持ち物:オボンのみ
努力値:H244 B132 D132
調整意図:
H 実数値奇数最大
B A1↓いじっぱりパオジアンのつららおとし+かみくだく確定耐え
D おくびょうハバタクカミのムーンフォース+シャドーボール確定耐え
おくびょうテツノツツミのフリーズドライ94%で2耐え
おくびょうサーフゴーのシャドーボールオボンのみ込み99%で2耐え
役割:交代技よる対面操作、クッション、起点作り
使用率150位圏外とは思えないほどの実力の持ち主。レート1700達成はこのポケモンなしでは成し得なかった。主にランドロスとテツノツツミの引き先として運用する。攻撃技はサイコキネシスのみだが、環境にかくとうタイプがちらほらいること、いちげきウーラオスの減少、四災ポケモンがテラスタルを切りやすいことなど困ることは少なかった。1番のメリットはれんげきウーラオスを選出させづらくすること。さむいギャグは天候をゆきにすることよりも、後攻で交代し有利対面をつくる役割の方が大きかった。ダメージ感覚さえ鍛えれば大変活躍できる、可能性を秘めたポケモンだった。
ランドロス(霊獣フォルム)
テラスタイプ:ひこう
性格:ようき(S↑C↓)
持ち物:こだわりスカーフ
努力値:H4 A252 S252
調整意図:
H あまり
AS 極振り
役割:先発要員①、交代技よる対面操作
ひこうテラバーストの通りが良いと考え採用したが、別のポケモンにテラスを切ることが多くとんぼがえりがメインウェポンだった。相手パーティにパオジアンがいた場合はほぼ初手に選出しヤドキングを裏に控えさせた。いかくを入れればハチマキでないパオジアンのこおりのつぶてを耐えることができる。じしんを透かされると一気に苦しくなるので、相手がテラスを切りじめん技の一貫ができた時に打つように心掛けた。ステルスロックは対サイクル構築に対して打つが、①引先を用意していること ②対面してるポケモンが積みポケモンでないこと の2点に注意する。
テツノツツミ
テラスタイプ:ゴースト
性格:おくびょう(S↑A↓)
持ち物:こだわりメガネ
努力値:C172 D84 S252
調整意図:
C あまり H極振りれんげきウーラオスをふぶきで53%の確2
D おくびょうハバタクカミのムーンフォース確定耐え
S 極振り
役割:先発要員②、交代技による対面操作
友人はテラスタイプこおりで超火力を押し付けてきたが、カイリューのしんそくを透かせられるようにゴーストに変更した。ランドロスの次に先発に選出することが多く、サイクルを回しながら高火力を押し付けていく。ふぶきは考慮されないので、交代で出てくるはがねorみずタイプのポケモンに大きなダメージを与えることができる。ハイドロポンプは当たれば勝ち、外れれば負けと割り切っていた。それでも80%で勝てるなら武の悪い勝負ではないだろう。相手パーティの誰がこだわりスカーフを持っているかをよく考え行動する必要がある。
パオジアン
テラスタイプ:でんき
性格:いじっぱり(A↑C↓)
持ち物:きあいのタスキ
努力値:A252 B132 S124
調整意図:
A 極振り
B あまり 天候ゆきの補正を延ばす
S 最速ガブリアス(実数値169)抜き+1
役割:汎用アタッカー①、きあいのタスキによる積みエースへのストッパー
Sを最低限に抑え、天候ゆき状態のB1↑を生かすためこの調整に。故にパオジアンミラーは極力避ける。このポケモンを選出する時は他2匹でサイクルを回しながら相手パーティを疲弊させ、スイープすることを目標とする。さむいギャグからの無償降臨が強く、出せばほぼほぼ活躍してくれるポケモンだった。
テラスタイプ:ノーマル
性格:いじっぱり(A↑C↓)
持ち物:ゴツゴツメット
努力値:H148 A252 B4 D4 S100
調整意図:
H 実数値奇数できるだけ高く
A 極振り
BD あまり
S 最速ガチグマ抜き 1↑で最速霊獣ボルトロス抜き
役割:汎用アタッカー②、サイクル要員①
シーズン中盤までわんぱくHBドラゴンテール型で採用していたが、火力のインフレによりマルチスケイル込みでも受けきれないポケモンが増えたことやもう一歩火力が欲しいことを踏まえ、努力値を最低限耐久に回し、いじっぱりしんそく型で採用し直した。自身でサイクルを回しながらスイープもできる、こりゃ使われる訳だと納得した。後述のヒードランと合わせてサイクルすることが多く、受け構築にも柔軟に対応することができた。
テラスタイプ:むし
性格:おだやか(D↑A↓)
持ち物:たべのこし
努力値:H228 D156 S124
調整意図:
H 16n+3 3回のたべのこし回復でみがわりが張れる
D あまり
S 最速ガチグマ抜き
役割:サイクル要員②、相手パーティのサイクルカット
シーズン中盤までちょうはつの枠がみがわりだったのでHの努力値は調整ミスです。(たべのこしの回復効率最大の192<努力値204>が良い)クレセリアやヒスイヌメルゴンなどのめいそうやてっぺきをさせなくしたり、ハピナスをマグマストームで拘束し、たまごうみをさせない動きをとる。テラスタイプはくさタイプよりもかくとう技持ちに強く出れるむしタイプを採用した。上記のカイリューとS実数値を揃えているため、サイクルを回す際に情報を共有できる。まもるはマグマストームのスリップダメージを稼ぎつつ、たべのこしの回復を得られるので必須級だった。水テラス耐久型ハバタクカミには強く出れないので注意。みがわりを張るとバインド状態を解除できる仕様は変更して欲しい。
[選出]
・先発(ランドロス、テツノツツミ)
・アタッカー(パオジアン、カイリュー)
先発とアタッカーは刺さりの良い方を選ぶ。
パターン① サイクル
先発+ヤドキング+アタッカー
主にとんぼがえりとクイックターンでヤドキングに繋ぎ、あくびとさむいギャグで有利対面を維持していく。
パターン② 対面、積み
先発+アタッカー2匹
基本交代はせず、攻撃技を押していく。相手の交代やテラスタルを考慮して技を選ぶ必要がある。択が発生しやすいのでできればこの選出はしたくないが、ヤドキングがあまりに刺さってない場合このパターンになる。
パターン③ 対受け
先発orパオジアンが有利対面なら攻撃、不利対面なら交代しどこかでヒードランのマグマストームで拘束して1匹倒す。
以下はこのパーティで重めのポケモンを記し、相手パーティにいた時にどうゆう選出を心掛けたかを綴ります。
vsテツノツツミ
相手のメガネフリーズドライは確定で耐えるので体力を削らず対面させることを心掛ける。またはカイリューでテラスタルを切って倒す。
vsハバタクカミ
ランドロスまたはパオジアンの体力を削らず対面させる。ブーストエナジー型なら1発耐えて返しのじしんで、メガネ型ならよほど耐久に振ってない限りは上からじしんで倒せる。
vsカイリュー
テツノツツミやパオジアンで上から殴る。カイリューは相手のカイリューの起点になるのであまり投げない。こだわりアイテム持ちと判断できればカイリューヒードランでサイクルしても良い。
vsキノガッサ
ランドロスのとんぼでタスキを削ってカイリューを眠らせる。交代読み交代などしないと正直きつい。最悪ヤドキングにテラスタルを切り、キノコのほうしを無効化させる。
vsサーフゴー
パオジアンでテラスを切るか、最速スカーフでなければツツミでハイドロポンプを押す。HBサーフゴーだと等倍テラスタルでもランドロスのひこうテラバーストが半分入らないので注意。
vs霊獣ボルトロス
テラスタイプこおりなら良いが、ひこうだった場合にテラバーストを打たれてるだけで試合が終わるのでヒードランは必須。
vsディンルー
みんなで倒す。
[最後に]
シーズン終盤BIG6(ディンカイサーフパオカミウーラ)が流行り苦手なポケモンばかりだと思う反面、このポケモンたちに抗えるポケモンじゃないと今のランクマは勝てないと強く感じました。レート1800は余裕持って行けるくらいにはなりたいです。
ランドロス、ヒードランは今のところ過去作から連れてこないと使用できないので、SVから始めた方は良ければパーティ触ってみて下さい。(ヒードランのHPは192に調整済み)
長くなりましたが、ここまで読んで頂きありがとうございました(^^)